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広島県警は16日、道路交通法違反(無免許運転)で検挙した32歳の女性に対し、取調べ中にセクハラ行為を行ったとして、竹原署の交通課係長だった45歳の警部補を特別公務員暴行陵虐容疑で書類送検し、停職6カ月の懲戒処分にした。
広島県警監察官室によると、書類送検されたのは竹原署で交通課係長を務めていた45歳の警部補だ。
この警部補は今年7月3日午後、無免許運転の容疑で検挙した32歳の女性を取調べ中、握手を求めるように抱き寄せ、首筋などに数回キスをした疑いがある。
女性はその後、「警官からセクハラ行為を受けた」と県警本部に通報。監察官室が調査を開始した。警部補は調べに対し、「自分に好意があるような素振りを相手が見せていた」と、行為を認めた。
監察官室は「警察官の立場を利用した悪質な犯行」と断定。警部補を書類送検し、停職6カ月の懲戒処分とした。上司には「管理不行き届きがあった」として本部長訓戒処分を科した。
警部補は処分決定直前に辞表を提出し、依願退職した。監察官室は「警察官としてのモラルが低下しているとしか言えない。二度とこのような事態が起こらないよう、指導を徹底していきたい」と述べた。