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上野賢一郎厚生労働相は30日の閣議後記者会見で、肺炎など幅広い感染症に使用される抗菌薬「セフトリアキソン」を経済安全保障推進法に基づく特定重要物資に新たに加え、供給の安定化を図る方針を示した。
同日から7月30日までパブリックコメントを実施したうえで、8月上旬にも正式決定する。
厚労省によると同法に基づく特定重要物資に指定されている医薬品は、原材料や原薬のほぼ100%を中国に依存しているベータラクタム系の4つの抗菌薬である。
セフトリアキソンもベータラクタム系抗菌薬の一つで、政府は令和9年度から商用国内生産設備の構築をはじめ、国産化の取り組みを支援する考えだ。
今回の追加により、政府は重要な医療品の国内生産体制を強化し、経済安全保障上のリスク低減を目指す。