
東京都福生市で男子高校生2人が男にハンマーで殴られるなどした事件で、警視庁は1日、殺人未遂容疑で公開手配していた高林輝行容疑者(42)を千葉県習志野市内で確保し、逮捕した。容疑者は同日夜、習志野市内の路上で警視庁捜査員に発見され、身柄を拘束された。
事件は先月28日午後10時ごろ、福生市の路上で発生。帰宅途中だった高校生2人が、突然現れた男にハンマーのようなもので頭部や腕などを複数回殴打され、重傷を負った。2人は病院に搬送されたが、命に別状はないという。
警視庁は容疑者の映像を公開し、公然わいせつや強制わいせつなどの前歴がある高林容疑者を全国に指名手配していた。逃げる際に使ったとみられる自転車も押収され、DNA鑑定などで関連を調べている。
高林容疑者は事件後、都内から千葉県方面に潜伏していたとみられ、捜査員が複数の目撃情報を基に捜査を進めていた。逮捕時には特に抵抗はなく、容疑を認める供述をしているという。
警視庁は今後、詳細な事件の経緯や動機を追及するとともに、同様の事件との関連性も捜査する方針。福生市内では一時、住民の間で不安が広がっていたが、逮捕により一安心の声が聞かれる。