
29日午前11時40分ごろ、広島県三原市沼田2丁目にある会社敷地内で、男性の遺体が地中から発見された。県警によると、今年2月に同県東広島市で起きた殺人事件の捜査で、情報を得て敷地内を捜索していた警察官が土の中から見つけた。遺体は大人とみられ、死亡してから相当の日数がたっているという。
県警は死体遺棄容疑で調べるとともに、東広島市の事件との関連も捜査する。捜査1課によると、この事件に関する証拠物が三原市の会社敷地内に埋まっている可能性があるとの情報を入手し、29日朝から敷地内を捜索していた。遺体は地中深くに埋まっており、重機を使って掘り起こしたという。
敷地内は誰でも出入りできるような状態だった。県警は遺体の身元の特定を進めるとともに、司法解剖して死因などを調べる。現場は、JR三原駅から約4キロ西の住宅が点在する山あいの地域で、東広島市の殺人事件の現場からは東へ約40キロ離れている。
東広島市の事件は、同市黒瀬春日野1丁目のリフォーム会社役員川本健一さん(当時49)の自宅から出火し、裏庭で川本さんが首を刺されて死亡しているのが見つかったものだ。捜査関係者によると、妻は「男に襲われて火を付けられた」と県警に説明していたという。
県警は引き続き、遺体の身元特定とともに、東広島市の殺人事件との関連性を慎重に捜査する方針だ。今後、司法解剖の結果を待ち、死因や死亡時期の特定を急ぐとみられる。
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