
栃木県警は16日、上三川町の強盗殺人事件で新たに16歳の少年2人を逮捕し、現場にいた全員を逮捕したと明らかにした。逮捕者は少年4人となり、事件数日前に現場付近で目撃された車が、3月に東京都内で起きた窃盗未遂事件の使用車両と酷似していることも判明。匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)の関与を視野に、指示役らの存在も追及している。
捜査本部によると、逮捕された少年4人は全員16歳で同学年。14、15日に逮捕した相模原市の2人は同じ高校に通い、16日逮捕の相模原市の少年は15日逮捕の少年の知人だった。
逮捕容疑は氏名不詳の者と共謀し、14日午前9時25分から同9時半ごろ、富山さん方に侵入して金品を物色した上、富山さんを刺すなどして殺害した疑い。この事件で富山さんの長男と次男も負傷した。捜査本部は14日に逮捕した少年を16日に送検した。
栃木県警は強盗殺人現場にいた少年4人全員を逮捕したと発表。事件は14日に発生し、住宅に押し入ったグループが住民を殺害・負傷させる凶悪な手口だった。
匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)は、SNSなどで集まったメンバーが役割を分散し、短期間で犯行を繰り返す特徴がある。県警は今回の事件にもこうしたグループが関与した可能性を視野に、背後関係の解明を進める。