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国民民主党は11日、東京都内で第5回党大会を開催した。榛葉賀津也幹事長は大会で、「訳あって表舞台に出ることができない政治家がいる」と述べ、不倫問題で役職停止中の玉木雄一郎代表に言及。「一兵卒の玉木雄一郎。この党にあんたは必要だ。しっかり反省してもう一度先頭に立って、この国のために汗を流していこう」と激励した。
昨年の衆院選で躍進し、衆参合わせて37人に勢力を拡大した同党だが、令和2年9月の結党時はわずか15人の国会議員だった。当時を知る榛葉氏は大会の演説で、党勢低迷の過去を振り返りつつ、党が掲げる「対決より解決」について、「もう国民民主のテーマではない。この国のテーマで全世界の目指すべき姿勢だ」と訴えた。
榛葉氏は演説で、「『いつか消えて無くなる政党』『絶滅危惧政党』『支持率はほぼ視力検査』といわれ、踏ん張ってこれだけ仲間が増えた」と振り返った。この演説は党の7年度活動方針の議案報告の中で行われた。榛葉氏は冒頭、「詳しい数字は出ない。ほとんど演説だ。承認してほしいのはこの思いだ」と強調した。
「かつて優しい先輩が『榛葉幹事長、君が詳しい政策や数字をいう必要はない。熱い思いを訴えればいい』…そういってくれた優しい先輩。今は他党の代表になっている」とも述べ、「すべての皆さんのおかげで国会に残って戦い抜いて、この党があることの大切さを学ばせてもらっている」と感謝の意を表した。
この「優しい先輩」は、結党メンバーで令和5年12月に離党した日本維新の会の前原誠司共同代表を指しているとみられる。
国民民主は今年2月9日投開票の横浜市議補欠選挙など地方選でも好調を維持している。榛葉氏は「国民民主党が強いから勝ったのではない。納税者のSOSだ。『既存の与党は機能しない。野党しっかりしてくれ』─。何とか強い日本を取り戻してほしいというSOSだ」と強調した。