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愛知県警は14日、道路管理者である国の許可を得ずに国道上に横断歩道を勝手に設置したとして、愛知県南知多町の旅館経営者と、名古屋市と半田市の道路標識設置会社2社の関係者、合わせて6人を道路交通法違反(道路における禁止行為)容疑で書類送検したことを明らかにした。
警察の調べによると、この旅館経営者は自身が経営する旅館の利用客の便宜を図るため、旅館の前を通る国道247号線に勝手に横断歩道を設置した疑いが持たれている。旅館と駐車場の間を安全に横断させる目的で、横断歩道の設置を思いついたとみられる。実際の設置工事は道路標識を施工する業者が担当し、規格は正規と同じものだったが、本来必要とされる道路管理者への許可申請を怠っていた。
正規の業者が施工したため構造そのものに問題はなかったが、地元では「勝手に横断歩道が作られたようだ」と評判になり、地元管轄の警察官が道路管理者に確認を取ったところ、違法設置が表面化した。
問題の横断歩道はすでに撤去されているが、愛知県警は「今後も模倣する者がいないとは言えない」という理由から書類送検に踏み切ったと説明している。
愛知県警は、同様のケースは過去に無く、全国でも初めてではないかと話している。