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熊本城総合事務所は16日、熊本城の石垣の一部が崩れているのを従業員が目視で確認したと発表した。来場客や職員にけが人はなく、全員が安全な場所に避難を終えている。
地震は同日午前1時25分頃、熊本地方を中心に発生。気象庁によると、熊本県益城町で震度7を観測し、熊本市でも震度6強を記録した。熊本城は天守閣や櫓など重要文化財が多く、地震による影響が懸念されていた。
崩落した石垣は城内の複数箇所で確認され、特に加藤清正が築いたとされる石垣の一部が大きく崩れたという。総合事務所は「状況を詳しく調査中で、復旧には時間がかかる見通し」と話している。
熊本城は平成19年に築城400年を迎え、年間約200万人が訪れる観光名所。今回の地震では周辺の寺社や住宅でも倒壊や火災が相次いでおり、熊本県内の被害は広範囲に及んでいる。
消防や警察は引き続き行方不明者の捜索と被災者の救助を進めており、熊本城周辺は立ち入り禁止区域に指定された。総合事務所は「安全が確認されるまで城内への入場を制限する」としている。