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2日午前、福岡県大刀洗町内の町道で、現金輸送車が運転していた銀行員の男によって盗まれる事件が発生した。車内には約7200万円の現金が積まれており、警察は窃盗容疑で65歳の男を全国指名手配した。
福岡県警・小郡署によると、警察が事件を認知したのは2日午後0時40分ごろ。久留米市内の地方銀行本店から「大刀洗町内で現金輸送車が従業員の男に乗り逃げされた」と通報があった。
通報によると、同日午前11時ごろ、現金輸送車は大刀洗町上高橋付近の町道を走行中だった。運転していた65歳の男は同乗の61歳の男性に「クルマの調子が悪い。ちょっと降りて確かめてくれないか」と言い、男性が車外に出た直後に急発進して走り去った。
銀行側は輸送車が予定時刻に到着しないのを不審に思い、走行ルートを逆にたどって呆然とする男性を発見。ここで乗り逃げが発覚した。男性は携帯電話などを車内に置いたままで、すぐに通報できなかった。
車両は同日午後1時30分ごろ、男性が降ろされた場所から約2キロ離れたパチンコ店の駐車場で発見された。ジュラルミンケースはこじ開けられ、現金約7200万円は全てなくなっていた。
パチンコ店の従業員は午後0時ごろ、「公衆電話はあるか?」と尋ねてきた男を目撃。その後、店からタクシーの配車要求があり、60歳代の男がJR博多駅まで乗車したことも分かった。
警察は運転していた男が現金を奪ってタクシーで逃走したとみて、窃盗容疑で全国に指名手配している。