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ATLANTA, GEORGIA – JULY 15: Giovani Lo Celso #11 of Argentina holds a banner after the 2-1 win during the FIFA World Cup 2026 Semi Final match between England and Argentina at Atlanta Stadium on July 15, 2026 in Atlanta, Georgia. The banner refers to the British Overseas Territory of the Falkland Islands, located off the coast of Argentina. Argentina disputes British sovereignty over the islands and refers to them as Las Malvinas. (Photo by Shaun Botterill/Getty Images)フォークランド諸島(マルビナス)に関する横断幕を掲げたアルゼンチン代表MFジオバニ・ロ・チェルソ(ベティス/スペイン)の写真が公開されている。
ロ・チェルソにFIFA(国際サッカー連盟)から処分が下される可能性があるようだ。15日、スポーツ専門メディア『アスレティック』が伝えている。
アルゼンチン代表は15日に行われたFIFAワールドカップ2026準決勝でイングランド代表と対戦。55分にアンソニー・ゴードンに先制点を許したものの、85分にリオネル・メッシのパスを受けたエンソ・フェルナンデスがミドルシュートを決めると、90+2分にはメッシのクロスからラウタロ・マルティネスが頭で決勝点を挙げ、2-1で逆転勝利を収めた。
この試合に出場機会がなかったロ・チェルソだが、当初観客席のサポーターによって掲げられていたとみられる「Las Malvinas son Argentinas(マルビナスはアルゼンチンのもの)」と書かれた横断幕を手に持ちながら、試合後にピッチで決勝に進出した喜びを露わにしていた。
この横断幕に書かれたマルビナスとは、アルゼンチン本土の東海岸から約300マイル(約480km)沖合に位置するイギリスの海外領土、フォークランド諸島を指すアルゼンチンでの呼称で、1982年にはアルゼンチンの軍事政権がイギリスから同領土を奪取しようと侵攻したことで紛争が勃発。最終的にはイギリスが勝利を収めたが、アルゼンチンは同諸島に対する領有権を繰り返し主張しており、イギリスとの政治的緊張が続いている。
試合前には、アルゼンチン代表のリオネル・スカローニ監督が、この一戦がイギリスの海外領土めぐる紛争の話題にすり替わることは望まないと語っていたなか、ロ・チェルソがこれにまつわる横断幕を掲げたことが大きな物議を醸している。
サッカーの競技規則を定める国際サッカー評議会(IFAB)の競技規則には「用具には、政治的、宗教的、個人的なスローガン、主張、画像を表示してはならない。選手は、政治的、宗教的、個人的なスローガン、主張、画像、またはメーカーのロゴ以外の広告が表示された下着を見せてはならない」と記されており、「違反があった場合、当該選手および/またはチームは、大会主催者、各国のサッカー協会、あるいはFIFAによって処分される」と定められていることから、FIFAから処分が下される可能性が浮上しており、今後の動向には注目が集まりそうだ。
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