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第一工業製薬のグループ会社である第一セラモは、2026年7月1日(水)から3日(金)まで東京ビッグサイトで開催される「ものづくりワールド東京・次世代3Dプリンタ展」に出展することを発表した。
本展示会では、同社が独自に開発した材料設計技術と造形プロセスを活用した3Dプリンタ用フィラメントを紹介する。併せて、金属およびセラミックスの3D造形の可能性を広げる材料技術を、実際の造形品や焼結品の展示、造形デモンストレーションを通じて提案する予定だ。
第一セラモは、長年にわたって独自のバインダーおよび混練技術を駆使し、粉末射出成形(PIM)用コンパウンドを提供してきた。PIM技術にはセラミックス粉末射出成形(CIM)と金属粉末射出成形(MIM)の両方が含まれる。
今回展示する3Dプリンタ用フィラメントは、金属またはセラミックス粉末と樹脂バインダーを混合したフィラメント方式の材料である。優れた柔軟性と押出性を持ち、造形後の脱脂・焼結工程によって高密度な焼結体を得ることができる。
対応する金属材料はステンレス、銅、ニッケル合金、チタン合金、ダイス鋼の5種類。セラミックス材料はアルミナとジルコニアに対応している。
さらに、粉末射出成形技術を応用した脱脂・焼結プロセスにより、複雑形状や内部空洞など従来困難だった特殊形状にも対応可能だ。チタン合金(Ti64)や銅などの異種材料を組み合わせたマルチマテリアル造形も可能で、顧客が支給する粉末を用いたフィラメントの製造も受け付ける。
第一セラモは1988年10月に設立され、主な事業内容は粉末射出成形(PIM)用コンパウンド製品の製造および受託製造である。