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鈴木憲和農水相はモロッコで肥料製造などを手がける王立りん鉱石公社を日本時間20日に訪問し、農産品に使う肥料の原料となる「リン酸アンモニウム(りん安)」の安定供給を要請した。農林水産省が21日発表した。りん安は中東情勢の混乱から価格の上昇が顕著になっている。
農水省によると、モロッコはりん安の世界有数の輸出国で、日本の全輸入量の21%を占める。りん安は4月の輸入価格が1トン当たり13万5800円で、前年同月から約3割上がった。リン鉱石から加工する際に石油精製で作られることが多い硫酸を使うため、供給不安も生じている。
鈴木氏は19~20日の日程でフランスとモロッコに出張。パリで現地の大手スーパー幹部に、すしなど総菜に使われるコメを日本産に置き換えるよう要請した。
その後に訪れたモロッコでは農業や海洋漁業を担当するエル・ブアリ大臣とも面会した。
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