
中東情勢悪化によるナフサ不足で印刷インクの原料供給が不安定となり、食品メーカー各社が包装デザインを変更する動きが相次いでいる。鈴木憲和農林水産相は15日の閣議後会見で、現状について「必要量の供給ができていると認識している。中東情勢に伴う食料問題とは考えていない」と述べた。
鈴木氏はさらに、「現時点で現行のデザインのままでも問題はないが、企業判断として予防的な動き」と説明し、「化学製品の供給は年を越えて継続できる見込み」と強調した。
ナフサ不足の影響で、カルビーは12日、主力14商品の包装を5月下旬出荷分から順次、白と黒の2色に変更すると発表した。
日清製粉ウェルナは主力商品「マ・マー スパゲティ」などの乾麺を束ねるテープを印刷のない無地に変更。カゴメも印刷下地の白インク不足を受け、「カゴメトマトケチャップ」の一部商品の外袋を透明デザインに切り替える。
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