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長野県の阿部守一知事(65)は13日、長野市内で記者会見を開き、任期満了にともなう知事選(7月23日告示、8月9日投開票)に5選を目指して立候補する考えを表明した。「未来への懸け橋となる県政を思い描いて、(4期)16年間で培ったすべてをかけて挑戦したい」と決意を述べた。知事選への出馬を表明したのは阿部氏が初めてとなる。
阿部氏は、4期16年に及ぶ自身の県政運営について「さまざまな経験をし、課題に正面から向き合ってきた。国政をはじめネットワークを作ることもできた」との見方を示した。5選出馬に踏み切った理由としては、「社会の変革期にあり、いままでとは違うレベル感で取り組まねばならない。私自身の責任と思い至った」と述べた。
多選の弊害に関しては、県組織の硬直化などが懸念されているとしたうえで、自身の「行動変容」の必要性を強調するとともに、「的確に対応できる新しい県組織の在り方を形作っていきたい」と語った。
阿部氏は東京都出身で、東京大学法学部卒。旧自治省出身で、平成13年には田中康夫知事のもとで県企画局長に就き、同年10月から16年7月まで副知事を務めた。
その後、横浜市副市長などを経て、22年の知事選で初当選。昨年9月には長野県知事としては初めて、全国知事会長に就任した。