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先の統一地方選の際、筆者は選挙結果を知るために近くのコンビニに新聞を買いに行ったところ、店のオヤジに「新聞なんか置いてない、今どき新聞を見る人などいないよ」とひどいことを言われた。
筆者は朝刊4紙を自宅で購読しているが、大接戦だったソウル市長選などの最終結果は翌朝にずれ込んだため、朝刊には詳報は入らなかった。そこで夕刊で確認しようと自宅近くの地下鉄の入り口にある売店に買いに出かけたところ、「売り切れです」と言われた。
売店で売り切れとは珍しい。「新聞もやはり需要はあるんだ!」とうれしくなり、「以前、コンビニでも売ってたな」と思い出して買いに行ったのだった。
筆者が住んでいる若者街のマンションには約200世帯が入居しているが、古新聞のゴミ出しは筆者以外見かけないから、定期購読者はほとんどいないのではないか。韓国の新聞界も読者離れが深刻だ。
それでも韓国には新聞が多い。ソウルでは一般紙が約10紙、経済紙やスポーツ紙を含めると20紙近くもある。売れ行き激減なのによくもっていると不思議がられてきたが、ここにきて大手の「中央日報」グループが資金難から更生手続きの開始を申請して話題に。系列のテレビの経営負担が主な原因らしいが、新聞界も「ついに来るものが来たか」と緊張している。