
フジテレビ系『アサヒ ゴールド presents THE SECOND~漫才トーナメント~2026』が16日に放送され、1回戦第2試合で注目の一戦が行われた。対戦したのは、タモンズ(大波康平、安部浩章)と黒帯(大西進、てらうち)。会場の空気を一瞬で変える両者のネタは、ハイレベルな仕上がりを見せた。
結果はタモンズが289点、黒帯が283点と、わずか6点差の僅差でタモンズが勝利を収めた。内訳はタモンズが1点を1票、2点を9票、3点を90票獲得。一方の黒帯は1点が0票、2点が17票、3点が83票という接戦だった。審査員の判断が割れた瞬間も多く、観客からは惜しむ声が上がった。
ネタ後のトークコーナーでは、敗れた黒帯の暴露が場内を沸かせた。てらうちが切り出したのは、事前に番組側に提出していた“応援コメント”の候補について。「1個だけちょっとあって。SECONDさんに。応援コメントでさらばさんがやってくれたと思うんですけど、三浦マイルドさんを第1候補に提出していたんです(笑)」と、まさかのぶっちゃけトークを炸裂させた。
この発言に、MCを務める東野幸治は思わず笑いながら「アカンねん!オレがはっきり言う!アカンねん!」と即座にツッコミ。会場もどっと沸き、敗戦の重い空気を一変させた。てらうちはさらに「候補に挙げておいて実際には使われなかったんですけど、今ここで言っちゃいました」と、相方の大西も苦笑いする中、とぼけた調子で続けた。
こうした舞台裏の暴露は、まさに漫才師らしいユーモアあふれる一幕。勝敗以上に、彼らの人間味がにじみ出た瞬間でもあった。今大会はまだ続くが、黒帯のような計算し尽くされていない“素”の笑いこそ、視聴者の心を掴むのかもしれない。