
米ニュースサイトのポリティコは22日、ソフトバンクグループ(SBG)がトランプ米大統領の功績を展示する「大統領図書館」と関連財団に5000万ドル(約80億円)を寄付したと報じた。フロリダ州マイアミで計画が進む図書館への寄付額としては、判明している中で最大級という。
報道は事情に詳しい関係者の話として伝えた。寄付は日米関係の強化や安全保障、経済分野で長年にわたる同盟関係を図書館内で重点的に紹介する目的があるという。
ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長は、トランプ氏が大統領に就任した1期目から関係を築き、ホワイトハウスを複数回訪問している。両氏の親密な関係が背景にあるとみられる。
トランプ氏の大統領図書館建設を巡っては、数億ドル規模の資金集めが進行中だ。資金源として、米メディア大手ABCニュースやX(旧ツイッター)、メタ(旧フェイスブック)などとの訴訟和解金も活用されているという。
米国では、大統領退任後に任期中の公務に関する資料や記録を保管・公開する大統領図書館を開設するのが慣例となっている。トランプ氏もその慣例に従う形で建設を進めている。