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中東のホルムズ海峡情勢を背景に、タイ南部で長年構想されてきた「ランドブリッジ」計画が再び注目を集めている。マレー半島の狭い地域で東のタイ湾と西のアンダマン海を結ぶ陸上輸送路を建設し、マラッカ海峡の海上輸送の代替とする狙いだ。海峡封鎖リスクを回避できるとして期待される一方、採算性には疑問の声も上がっている。
タイ政府が2024年にまとめた計画書によると、約100キロ離れたチュムポン港とラノーン港の間に高速道路や鉄道、油送管を整備する。到着した船の積み荷を陸送し、反対側の港で別の船に積み込む仕組みで、マラッカ海峡を通る迂回を不要にする。
計画書は、船で南に迂回しマラッカ海峡を通るルートと比べ、最大4日の輸送期間短縮とコスト削減が可能と試算している。マラッカ海峡は東アジアと中東、アフリカ、欧州を結ぶ要衝で年間約10万隻が通過しており、十分な需要が見込めるとしている。
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