
ピクスタ株式会社が運営する写真・イラスト・動画・音楽素材のマーケットプレイス「PIXTA」は、AI生成素材の取扱いを終了した。同社は理由について「現在の事情を総合的に考慮し」と説明している。
この決定の背景には、AI生成コンテンツをめぐる著作権や倫理的問題の高まりがある。2023年に販売を開始したAI生成素材だったが、クリエイターからは「人間の創作活動を脅かす」との懸念が相次いでいた。
PIXTAは「クリエイターとユーザーの信頼を守るため、慎重に判断した」とコメント。具体的には、AIが生成した作品と既存の著作物との類似性が指摘されるケースが増えたことを受け、方針を見直したという。
一方で、同社はAI技術そのものを否定するわけではない。ガイドラインの範囲内で、撮影や制作の補助的なAI利用については引き続き受け入れる方針を示している。
PIXTAは今後も「創作の多様性を尊重しながら、適切なルール整備を進める」とし、業界の動向を注視しながらガイドラインの見直しを検討していく。