「下町ボブスレー」がW杯常連に 町工場の技術力で世界に挑む

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Mika Nakamura
スポーツ - 30 5月 2026

史上最多となる24個のメダルを日本選手団が獲得したミラノ・コルティナ冬季五輪の閉幕から3カ月が経過した。

フィギュアスケートの「りくりゅうペア」のように、最高の結果を出して引退を決めた選手がいる一方で、満足のいく成績を残せず、4年後に雪辱を期す者もいるだろう。

この〝チーム〟も4年後に照準を合わせているはずだ。ものづくりの町・東京都大田区でボブスレーのそりを製作する「下町ボブスレー」プロジェクトに参加する町工場である。

ミラノ・コルティナ五輪には出場まであと一歩届かなかった。2021~22年シーズンから地元イタリア男子の2番手パイロットにそりを供給していたが、イタリア男子の出場枠が1枠にとどまったからだ。

だが、下町ボブスレーは今、世界の強豪が各国を転戦するワールドカップ(W杯)に出場することが当たり前の存在になっている。五輪出場こそ果たせていないが、世界の競技関係者に実力が認められているのだ。

プロジェクトの発足は11年。きっかけは大田区の職員が「職員提案制度」に提出した企画だった。

3千を超える町工場が集積する大田区には、さまざまな部品を設計、加工できる企業が揃っている。その強みを生かし、世界で戦えるボブスレーのそりを開発、製造することで、同区の町工場が他にない技術力を持つ強い会社の集まりであることを知らしめ、世界から仕事を獲得することが目的だった。

参加した町工場は、本業を抱える中で、そりを一から設計し供給してきた。しかもイタリアチームが評価したのは、そりの速さはもちろん、各選手に合わせて細かなカスタマイズをしてくれる点だったという。

プロジェクトの歩みは、ミラノ・コルティナ五輪開幕日に出版された「下町ボブスレー復活のゴール」(朝日新聞出版)に詳しい。著者の一人で、プロジェクトの事務局役を務めてきた奥田耕士氏(町工場総研代表)は「プロジェクトを通じ、参加企業はそれぞれ顧客企業の数を増やし、特定の親会社に頼らない体質に変わった」と話す。

多くの日本企業が世界市場で存在感を失う中で、下町ボブスレーは日本の町工場がいまなお世界から評価される技術力を持つことを示してみせた。その事実こそ、プロジェクト最大の成果であるに違いない。

編集部注:この記事はAIを使用して作成されており、産経新聞の記事を元に、内容を変更せずにリライトしたものです。
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