
米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は7日、トランプ米政権が対イラン軍事作戦に踏み切るまでの内幕を報じた。イスラエルのネタニヤフ首相がホワイトハウスでトランプ大統領に対イラン攻撃を進言し、トランプ氏は「良い考えだ」と応じたという。
トランプ政権内ではイランの体制転換に反対意見が多かったが、核・ミサイル能力の無力化などを目的とした限定的な攻撃には強硬な反対は出なかった。攻撃に疑問を呈していたバンス副大統領も、トランプ氏が決断するなら支持すると表明したとされる。
記事はニューヨーク・タイムズのホワイトハウス担当記者2人が近く出版する著書『体制転換 ドナルド・トランプの帝王的大統領制の内幕』に基づいてまとめられた。同書はトランプ政権の対外政策の舞台裏を詳細に描いている。
同記事によると、ネタニヤフ首相は2月11日の会合で、イランの弾道ミサイル計画は数週間で破壊でき、ホルムズ海峡封鎖能力も失わせられると主張。さらにイラクのクルド人勢力をイランに侵入させ、体制転覆につなげる戦略も提示した。
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