
高市早苗首相(自民党総裁)は10日夜、自民総裁も務めた河野洋平元衆院議長の訃報を受け、自身のXに「深い悲しみとともに、心より哀悼の意を表します」と投稿した。その上で「とりわけ歴史問題に真摯(しんし)に向き合い、対話と理解を重んじる姿勢は、わが国の平和外交の礎の一つとして記憶されるべきものだ」と評した。
河野氏は歴史問題を巡り、平成5年に宮沢内閣の官房長官として「河野談話」を発表。旧日本軍による慰安婦の「強制連行」を裏付ける証拠がないにもかかわらず、記者会見で慰安婦募集に強制性があったと述べ、禍根を残した。
首相はXで、河野氏について「外交分野においても、近隣諸国との信頼関係の構築に努められた」と強調した。
また、衆院議長を務めた経歴に触れ「与野党の協調を重んじながら公正かつ円滑な議会運営に尽くされたご功績は、今日においても高く評価されている」と記した。
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