
米配車大手ウーバー・テクノロジーズのアンドリュー・マクドナルド社長兼最高執行責任者(COO)は12日、日本の配車アプリ市場で、東京の「GO」などを抑え、4月に初めて首位になったと明らかにした。クレジットカードの決済データに基づく。今後5年間で20億ドル(約3200億円)超を投資し、事業拡大を推進する方針も示した。
マクドナルド氏はニューヨークで共同通信のインタビューに応じ、訪日客の取り込みやタクシー会社との連携強化でシェアを拡大したと説明。日本を「非常に重要な市場」と強調した。
配車や料理宅配などのサービスで「日本の消費者に不可欠な存在になることを目指す」と表明し、利便性を高め、高齢化などの日本の課題に取り組むことで日本経済に貢献したいと語った。
投資の内訳は、ドライバー増員や利用者向けの広告、販売促進施策に充てる。地方の交通空白地対策では、自治体による「公共ライドシェア」の導入を支援する。
ウーバーは日本市場での首位獲得を足がかりに、さらなる成長を目指す。今後はサービスの利便性向上や地方の交通課題解決に注力し、日本での存在感を高める方針だ。