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目利き力で厳選した食料品の通信販売(EC)事業で成長するEnsembles(さいたま市大宮区)。岡田智史社長(46)は、県産の農産物を生かした商品づくりをし、全国にブランド価値を広めたいと力を入れる。
「働く人の会社への依存度やホスピタリティが薄まる傾向がみられる中で、働くことの意義や大切さを改めて伝え、いきいきと働けて活躍できる場を作りたい。また、輝いている仲間と一緒に仕事で本気で汗をかきたいと思ったのが起業のきっかけです。まだ世に知られていないすてきな商品を消費者に届ける架け橋になりたいとの考えから2023年に食の事業で創業しました。働く人が笑顔になり、お客さまにも笑顔になっていただく。そして日本を元気にしたい。食の事業を通して人の心を豊かにし、エネルギーやモチベーションを提供できるオンリーワンカンパニーを目指しています」
「個人向けには、厳選した食料品の通信販売(EC)を中心に展開しています。当社は、独自性の高い商品力と企画デザイン力を強みとしています。他店ではあまり見られない希少性が高く、高品質かつ身体に良いものをという基準のもと商品アイテムを取りそろえており、ギフト需要として継続的な利用を促進できます。今後マーケティングを強化していくとともに、自社開発商品のブランディングが必須と考えます。法人向けには、コンシェルジュサービスとして、ギフトや飲食店の手配、イベント運営、食の定期便など独自性の高い月額会員制サービスを展開しています。まだ開始して1年弱なので、会員増に向けたアクションを強化していきます」
「本来軸にしていくウェブの事業を行う上で、ECやマーケティングの知見が薄かったため、サービスの認知を広めていくのに想定よりもかなり時間を要していること、楽天やYahooなどの出店になかなかこぎつけることができず売り上げを安定的に構築する手段が見いだせなかったことが苦労といえます」
「今後も農家やレストランと連携しながら、新商品の開発とともにブランド価値を高めていきながら、国内外の展開を強化していく方針です。事業規模を広げることで雇用の拡大につなげていくことと、次世代の子供たちに農体験やものづくり体験などのプロジェクトの運営を通して地域貢献していきたいと思います」
「個人・法人のお客さまともに、独自性の高いサービスとしてプロダクトをさらに磨きながら価値提供していくことで、LTV(顧客生涯価値)を最大化していきたいと考えています。『埼玉から全国へ、日本から世界へ』をテーマに事業を広げることで社会に求められる企業に成長をさせていきます。県産の農産物を生かした商品づくりを行い全国へブランド価値を広めていくこと、もっと名前を知ってもらうことで当社で働いてみたいという若者を創出することが目標です」(聞き手 那須慎一) ・所在地:さいたま市大宮区桜木町2の380の1 第10松ビル7F