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関西電力美浜原発3号機(福井県美浜町)で5月、タービンのキャップに穴が開き蒸気が漏れたトラブルについて、福井県と関電は19日、高温高圧な蒸気の流れで内側が腐食し、減肉が進んだことが原因とみられると発表した。キャップには通常とは異なるもようができていたが、減肉には気づけなかった。県の担当者は「管理上の問題があった」と指摘した。
関電などによると、キャップは厚さ約2センチの炭素鋼製で、発電機を回す高圧タービンに設置。製造会社などに運んで詳しく調べた結果、金属表面の膜が蒸気の流れで剝がれ、減肉しやすくなっていたと推定した。
関電は目視点検で、キャップ内側に通常と異なるもようがあることを把握していたものの、減肉は進行していないと判断していた。今後、キャップ内側を腐食に強いステンレスで加工するなどの対策を講じるという。
トラブルは運転中の5月8日に発生。放射性物質を含まない水蒸気が漏れて、原子炉を手動で止めた。その後、3号機は予定を前倒しして今月16日に定期検査に入った。
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