t>

茨城県石岡市長選は21日に投開票され、市議会から2度の不信任決議を受けて失職した無所属前職の谷島洋司氏(63)が敗北した。無所属新人で元県議の戸井田和之氏(61)が、3選を目指した谷島氏と、無所属新人で医療法人役員の幕内幹男氏(68)を抑え、初当選を果たした。
谷島氏による出直しの是非が最大の争点となり、長引く市政混乱の打開策などを巡り論戦が交わされた。当日有権者数は5万8318人、投票率は51.86%だった。
戸井田氏は、谷島氏の議会対策の手法を批判して市政の転換を訴えるとともに、副市長不任用や市長公用車廃止などの公約を掲げ、支持を広げた。
谷島氏は、過去の経緯を踏まえて議会との融和を図る姿勢を強調したが、十分に浸透しなかった。
石岡市では、市長だった谷島氏と議会の間で複合文化施設整備計画などを巡り対立が繰り返されてきた。市議会は3月19日、谷島氏に対する不信任決議を可決し、谷島氏はこれに対抗する形で議会を解散した。4月26日の市議選を経た後、5月14日の市議会で2度目の不信任決議が可決され、谷島氏は失職した。