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沖縄県の玉城デニー知事は24日の県議会本会議で、23日に営まれた「沖縄全戦没者追悼式」について「非常に厳粛に執り行われた。会場から大きな声が出るなど静かな状況でないタイミングもあったが、おおむね滞りなく進められた」との認識を示した。式典では高市早苗首相の演説の最中に「戦争反対」「(憲法)9条を守れ」などのやじが飛ばされた。
自民党の西銘啓史郎県議への答弁。西銘氏は追悼式でやじが飛ばされる状況に「悲しい思いを通り越して、怒りを感じた」と訴えている。
玉城氏は平成30年の就任以来式典を主催する立場で、「県は毎回、追悼式を振り返り、厳粛で円滑な式典開催に向け点検・対応している。今回の件についても改めて部局に指示したい」と述べ、再発防止策を検討する考えを示した。
西銘氏は「毎年振り返りを行った結果が、昨日の状況ではないか。昨年よりひどかった。振り返りを行うレベルではない。来賓を呼ばないか、県民の参加を制限するか、の二つしかないが、どちらも現実的ではない」と述べ、「思想信条は否定しない。仮に来場者の半分以上が抗議に賛同したのであれば理解できるが、決してそうではない」と指摘した。
西銘氏は「やじを飛ばした人たちは、決して自民党支持者ではない。われわれの支持者であれば徹底的に注意する。恐らく知事を支える人たちだと思う。『ああいうことはやめてくれ』と対話すべきではないか」と対応を求めた。
これに対して、玉城氏は「どのような対応ができるか、鋭意検討したい」と述べるにとどめた。
西銘氏は「もう検討ではない。抗議する場所と時間を選んでもらわないと、県民全員がそういう考えだと勘違いされても困る」と重ねて訴えた。この日の県議会では、今回の追悼式は例年より県警職員や県職員を増員して警備に当たったことも明かされた。