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和のだしカレー、国民食に新潮流 脂質50%オフのルウ登場

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Haruki Sato
ライフ - 02 5月 2026

市販のルウに調味料を足して各家庭の味が作られてきた日本の国民食、カレーライス。そこに新たな波が起きている。従来のカレールウのスープは肉系のフォンドボーだが、かつお節や昆布による「和のだしカレー」のルウが大手メーカーから発売された。そば・うどん店のカレーの家庭版ともいえそうだが、少ない油でスパイスの香りを立たせる特許技術が活用されており、カロリーも控えめ。健康志向の中で定番の一つになるか。

冷蔵庫の余り物でカレーを作ってみた。一口大の鶏肉をフライパンで焼き、水を入れて沸騰させ、長ネギを投入。火を止めルウを入れて再加熱するととろみが出て、10分足らずで完成した。唐辛子をちょい足しした味は焼き鳥カレーだ。

2月にハウス食品が発売した「だしの旨(うま)みとスパイスのカレー」を使った。通常のルウよりも脂質を50%抑えた軽い口当たりで、ルウをタレにした野菜の揚げびたしも作った。低温でも固まらない特性があり、冷やしカレーもできるという。

「街のお店でも油脂や小麦粉が少なめのさっぱりしたスパイスカレーが人気ですが、油も小麦粉もカレーのおいしさとコクの要素です。そこをどう補うか。名店を巡り研究を重ねる中で、かつお節と昆布にたどり着きました」と香辛・調味食品事業部の高田浩平チームマネジャー(36)は語る。

だしのうまみが多様な食材を調和させるので、食品ロス削減にもなる。商品ホームページのレシピにある「わかめと豆腐のカレー」には、「みそ汁か!?」と驚いた。

油にはスパイスの香りを引き出す役目があるが、それを少量の油でも可能にしたのが、平成27年に同社が特許を取得した「低油脂ルウ」である。同社の主力商品「バーモントカレー」と「ジャワカレー」のカロリー・脂質50%オフを実現した「プライムカレー」シリーズに使われている独自技術だ。従来のルウが重たく感じてきた中高年層から、ダイエットに励む若者ボディーメーク層にまで人気が広がり、この8年間で売り上げが2割増加。今回の新商品にも採用された。

板状ではなくサラサラしたクラッシュ状で、2皿分×3袋入りで、夫婦2人や単身の世帯も想定した。

大量に煮込んで家族みんなで食べるカレーライスが国民食になるきっかけのひとつが、現在もルウ市場シェア1位のバーモントカレーといわれる。高度経済成長期の昭和38年発売。りんごとはちみつをブレンドした甘口のカレーが子供たちの味覚をとらえた。

それとともにみそ、しょうゆ、インスタントコーヒー、ヨーグルトといったアレンジが工夫され、わが家の味として育まれてきた。

裏返せばメーカーが苦心して完成させた味の改変になるが、どんな気持ち? 高田さんに聞いてみた。「バランスを細かく設計したうえで商品化しているんですけど、実際にはいろんな家庭の味、地域性が見えて面白い。それぞれのこだわりが表現できる唯一無二の料理かもしれません。そのまま食べていただきたい気持ち半分、ありがとうございますの気持ち半分という感じですね」

インテージSRIの調査によると、カレールウの市場規模は昨年度約500億円。人口減少が進む中でも横ばいを維持している。

だしといえばラーメン店の渾身のスープがある。それでカレーライスを作ったらウマイに決まっている。名付けて「ラーカレ」。

4月28日。業務用スパイスのハウスギャバンによるラーカレ試食会が東京都中央区の同社で開かれ、6社のラーメン店が自慢の一品を披露した。濃厚な煮干しだしのカレー、酸辣湯(すーらーたん)のカレー、分厚いチャーシューのカレー…各店のオリジナリティーが圧巻だ。

原材料費高騰などで苦境のラーメン店をラーカレのサイドメニュー提案で応援するプロジェクトで、年間1千店ペースで参加店を増やすことが目標という。まさに国民食の掛け合わせで、ご当地ラーメンからご当地カレーが生まれるか? 相乗効果が楽しみだ。(重松明子)

編集部注:この記事はAIを使用して作成されており、産経新聞の記事を元に、内容を変更せずにリライトしたものです。
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