ロシア産原油の荷揚げ開始、ホルムズ封鎖後初の輸入 制裁の例外「サハリン2」から

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Haruki Sato
経済 - 05 May 2026

ロシア産原油を積載したタンカー「ボイジャー」が5日、愛媛県今治市にある石油施設に係留され、荷揚げが始まった。中東産原油の調達が滞る中、ホルムズ海峡の封鎖後初のロシア産原油輸入になる。ボイジャーは4日に今治市の沖合に到着したが、強風の影響で荷揚げ作業は延期されていた。

この日荷揚げされたのは、サハリン(樺太)の石油・天然ガス開発事業「サハリン2」で生産された原油。石油元売り4位の太陽石油(東京都千代田区)の四国事業所が受け入れた。午前10時半ごろにタグボートを使った接岸作業が始まり、正午ごろに接岸。午後1時半ごろから原油の積み下ろしが行われた。ボイジャーは6日に荷揚げを終え、石油施設を離れる予定。

太陽石油の広報担当者は、ロシア産原油の輸入について「経済産業省資源エネルギー庁から、昨年に続き受け入れの依頼があった」と説明。「石油製品の安定供給へ、社会的な責任を果たしていく。隣接する国家石油備蓄基地や、中東産以外の米国産原油など、多様な調達先がある中での選択」と話した。調達量については、「契約に関わることは答えられない」としている。

ロシア産のエネルギーや資源は、ウクライナ侵略後に日米欧の制裁対象になっているが、サハリン2は三井物産と三菱商事が権益を維持。日本はサハリン2からLNG(液化天然ガス)の調達を継続している。資源エネルギー庁は、ガスに「随伴」して産出される原油の輸入も不可欠と位置付けており、昨年6月にはロシア産原油が約60万バレル輸入された。

ボイジャーは、全長約250メートルのオマーン船籍の原油タンカー。2025年1月、米財務省の外国資産管理局(OFAC)がロシアのウクライナ侵略に関連して制裁対象に指定し、EUなどが続いた。

船舶の位置情報を提供するサイト「マリントラフィック」によると、ボイジャーは4月24日にサハリンのプリゴロドノエ港を出港。4日午前3時20分ごろに今治市の菊間港沖に到着し、5日正午過ぎに太陽石油が持つ石油施設に接岸された。(西山諒)

編集部注:この記事はAIを使用して作成されており、産経新聞の記事を元に、内容を変更せずにリライトしたものです。
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