t>
TRENDING

ENEOS、ロシア産原油を76万バレル輸入 ホルムズ封鎖でサハリン2から初調達

1 minutes reading View : 53
アバター画像
Haruki Sato
経済 - 31 7月 2026

石油元売り大手のENEOS(エネオス)ホールディングスが6月にロシア産原油を76万4904バレル輸入していたことが31日、経済産業省の石油統計速報で分かった。ホルムズ海峡の封鎖で中東産原油の調達が滞る中、対ロシア制裁の例外であるサハリン(樺太)の石油・天然ガス開発事業「サハリン2」で産出された「サハリン・ブレンド」を輸入した。同社によるロシア産原油の調達は、2022年のウクライナ侵略以降初めてとなる。

船舶自動識別装置(AIS)のデータによると、サハリン沖を出港した原油タンカー「ボイジャー」が、5月31日から翌6月1日にかけて、ENEOS喜入基地(鹿児島市)で積み下ろし作業を行っていた。

エネオスの広報担当者は7月31日、産経新聞の取材に対し「今般の中東情勢を受け、経済産業省から原油のさらなる代替調達に関して要請があり、その一環として、サハリン2の原油調達を実施した。同原油は経済制裁の対象にはなっていない」と回答した。

エネオスは、2022年2月、ロシアによるウクライナ侵略を受けて、当時の杉森務会長が「当面、ロシアから輸入する予定はない」としていた。

原油を運搬したボイジャーが、米国や欧州連合(EU)、スイスなどから制裁指定を受けていることについては、「米財務省の外国資産管理局(OFAC)による制裁対象船だが、サハリン原油が日本向けに輸送される場合、制裁対象外であることを日米の政府間で確認している」と話した。

資源エネルギー庁の担当者は「エネルギーの安定供給のため、5月と6月の2度にわたってサハリン2から輸入が行われた。契約から輸入までには時差があり、契約時は、米国などからの代替調達が進んでおらず、さまざまなところから原油をかき集めている状態だった」と説明した。エネ庁は、7、8月は必要量を上回る原油が調達できる見込みだとしている。

ロシア産のエネルギー資源は、ウクライナ侵略後に日米欧の制裁対象に指定されているが、サハリン2は三井物産と三菱商事が権益を維持している。5月初旬にも、経産省の要請で太陽石油や出光興産の子会社、富士石油(東京都品川区)がサハリン・ブレンドを計約76万バレル輸入。2カ月連続でのロシア産原油の輸入は、2022年5月以来、4年ぶりとなった。

エネ庁は、日本が調達を継続しているサハリン2からの液化天然ガス(LNG)に「随伴」して産出される原油の輸入も不可欠と位置付けている。2023年に約75万バレル、2025年には約60万バレルが輸入された。今年はホルムズ海峡の事実上の封鎖によって、サハリン原油の輸入量が大幅に増える形となった。(西山諒)

編集部注:この記事はAIを使用して作成されており、産経新聞の記事を元に、内容を変更せずにリライトしたものです。
Share Copied

Trending Post