
MBSテレビが制作したドキュメンタリー3作品が、放送批評懇談会「第63回ギャラクシー賞」のテレビ部門・下期選考で奨励賞を受賞した。受賞作には、実父からの性被害を告発する「家族を罪に問う~家庭内性被害の告白~」が含まれ、家族内の性的虐待というタブーに切り込んだ内容が高く評価された。
奨励賞を受けた3番組は、『映像’25「家族を罪に問う~家庭内性被害の告白~」』(2025年12月21日放送)、『ドキュメンタリー解放区「家族を罪に問う~家庭内性被害の告白~」』(2026年1月11日放送)、そして『映像’26「西成と中国~共生か排除か~」』(2026年3月15日放送)の3作品。いずれもMBSが社会問題に深く切り込んだドキュメンタリー作品である。
「家族を罪に問う~家庭内性被害の告白~」は、実父から長年にわたって性被害を受けた女性が、家族を相手に刑事告訴するまでの葛藤と決断を追ったドキュメンタリー。家庭内性被害の実態と、被害者が家族を「罪に問う」ことの困難さを浮き彫りにしている。
ギャラクシー賞は、放送批評懇談会が優れた番組や個人・団体を顕彰する賞で、テレビ・ラジオ・CMの各部門がある。今回の下期選考では、MBSのドキュメンタリー3作品が社会的意義の高いテーマを扱い、丁寧な取材と構成が評価された。
MBSは今後も、家庭内性被害や社会の分断といったテーマに真摯に向き合うドキュメンタリー制作を続ける方針。受賞作品は再放送や配信を通じて、より多くの視聴者に届けられる見通しだ。