
米Anthropicは、同社のAI「Claude」のサブスクリプション「Pro」プラン(月額20ドル)に新規登録する一部のユーザーに対し、コーディングエージェント「Claude Code」の提供を一時停止するテストを開始した。同社のグロース責任者アモール・アヴァサレ氏が4月21日にXで明らかにした。既存のProプラン加入者や上位の「Max」プラン利用者には影響がないとしている。
このテストは、新規加入者の約2%を対象とした限定的なものだ。アヴァサレ氏は、Claude Codeや「Claude Cowork」の普及によりユーザーの利用状況が大きく変化していると説明。チャット利用を前提に設計されていた現在のプラン内容を調整する必要が生じたと述べた。その上で「ユーザーに素晴らしい体験を提供し続けるために、さまざまな選択肢を検討している」と釈明した。
今回の措置は、一部のXユーザーがClaude公式サイトのプラン一覧でProプランにClaude Codeが含まれていないことを指摘したことを受け、同社が対応を説明する形で発覚した。アヴァサレ氏はXでの一連の投稿を通じて背景を説明し、既存の加入者に影響が出る場合は十分な事前通告を行うと約束した。
同社はこのテストを通じて、変化する利用状況に合わせたプラン設計の可能性を探っている。Claude Codeは開発者向けの強力なコード生成・編集機能を提供しており、その利用が急増していることが背景にある。現行のProプランは主にチャット用途を想定していたため、今回のような調整が行われている。
なお、今回の措置以前からProプランに加入しているITmedia AI+編集部の環境では、Claude Codeが問題なく利用できることが確認できた。既存ユーザーは現時点で影響を受けておらず、引き続き従来通りのサービスを利用可能とみられる。
No Comments