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米東部ニューヨーク州地裁は15日、2013年に女性俳優を強姦した罪に問われた映画界の元大物プロデューサー、ハーベイ・ワインスタイン受刑者(74)の再審公判で、再び審理無効を宣告した。昨年6月に続く2度目の無効で、陪審員全員の意見が一致しなかった。米メディアが一斉に報じた。
ワインスタイン受刑者は2020年にニューヨーク州地裁で有罪判決を受けたが、不適切な証人出廷があったとして州最高裁が2024年に無効とした。検察側は再び公判に持ち込んだが、昨年6月に地裁で審理無効となり、審理をやり直していた。
今回の再審では陪審員が合意に達せず、裁判長は審理無効を宣告。検察側は今後、もう一度審理するかどうかを判断する手続きを来月24日に実施する方針で、再公判の可能性が残されている。
ワインスタイン受刑者は西部ロサンゼルスの裁判所で別の女性に対する強姦罪などで禁錮16年の判決を受け、現在も服役中だ。さらにニューヨークの州地裁でも昨年6月、別の女性に対する性的暴行で有罪評決を受けており、複数の事件で法的な対応が続いている。
今回の審理無効により、ワインスタイン受刑者を巡る長い法廷闘争はなお終結せず、今後の検察の判断が注目される。同氏の事件はハリウッドの性暴力問題を告発するMeToo運動の象徴的な事例として世界に衝撃を与えた。