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いすゞ自動車は6月29日、カーボンニュートラル対応車の開発加速を目的に、藤沢工場(神奈川県藤沢市)内で建設を進めてきた電動開発棟「The EARTH lab.」の稼働を開始したと発表した。
同施設はいすゞグループの商用電動車開発の中核拠点と位置づけられ、電動パワートレインや関連システムの評価・検証機能を一箇所に集約している。これにより商品力と品質、開発スピードの向上を図り、2030年以降の普及期に向けた競争力強化につなげる狙いだ。
いすゞグループは2050年のカーボンニュートラル実現に向け、マルチパスウェイ(全方位)の方針のもと、バッテリー電気自動車(BEV)や燃料電池自動車(FCV)などの開発を推進している。
「The EARTH lab.」には、モーターやインバーター、バッテリーパックといった電動パワートレインのほか、車両制御システムやエネルギー管理技術の評価設備も完備。実車に近い環境での総合検証が可能となる。
いすゞは今後、この施設を核として電動商用車の開発を加速し、2030年までに複数機種の投入を目指す。さらにはライフサイクル全体でのカーボンニュートラル達成を見据え、パートナー企業との協業も強化する方針だ。