
8日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は4日ぶりに反発し、指標の米国産標準油種(WTI)の6月渡しが前日比0・61ドル高の1バレル=95・42ドルで取引を終えた。
ホルムズ海峡で米国とイランによる攻撃の応酬が伝えられ、中東情勢の緊迫化が原油供給への懸念を強めた。
この地政学リスクの高まりを受け、投機筋を中心に買い注文が優勢となり、一時は上昇幅を拡大する場面も見られた。
ただ、トランプ米大統領が停戦は継続しているとの認識を示したことから、供給不安が緩和され、相場の上げ幅は限定的だった。
市場では、イラン情勢が依然として不透明であり、今後の動向を注視する姿勢が続いている。(共同)