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ニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は14日夕の取引で、指標の米国産標準油種(WTI)の7月渡しが一時、1バレル=80ドル台に下落した。これは4月中旬以来、約2カ月ぶりの安値水準となる。
下落の背景には、米国とイランが戦闘終結に向けた覚書で合意したことがある。トランプ米大統領はホルムズ海峡の即時開放と、米軍によるイラン港湾封鎖解除を承認すると表明した。
これにより、中東地域の地政学的リスクが後退し、エネルギー供給への懸念が和らいだ。市場では「エネルギー危機が沈静化する」との見方が広がり、原油先物に売りが加速した。
アナリストは「今回の合意は短期的な供給不安を緩和するが、長期的な需給バランスには注意が必要だ」と指摘する。イランの原油輸出が再開される可能性も、価格に影響を与える要因となる。
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