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フォルクスワーゲングループのソフトウェア子会社カリアド(CARIAD)は、ドイツ・ベルリンに「オートモーティブ ソフトウェア キャンパス」を開設した。このキャンパスは次世代のソフトウェア定義車両(SDV)向けAI技術の開発拠点となる。
開設式典にはフォルクスワーゲングループのオリバー・ブルーメCEO、カリアドのペーター・ボッシュCEOのほか、ドイツ連邦議会議長のユリア・クレックナー氏、ドイツ自動車工業会(VDA)ヒルデガルト・ミュラー会長、デジタル業界団体ビットコムのラルフ・ヴィンターゲルスト会長が出席し、産官学連携の重要性が強調された。
キャンパスには約1000人の専門家が集結し、自動運転の環境認識からAIベースの音声アシスタントまで、幅広い技術領域をカバーする。CARIADはここでSDV向け基盤ソフトウェアの開発を加速させる方針だ。
フォルクスワーゲングループは、ソフトウェア主導の成長戦略を掲げ、CARIADを通じてグループ全体のソフトウェア競争力を強化している。今回のキャンパス開設はその一環であり、欧州の自動車産業におけるAI活用の新たなモデルケースとなる。
CARIADは今後、ベルリンキャンパスを核に、他の地域拠点と連携しながら、自動運転やコネクテッドサービス向けAIソリューションの量産化を目指す。同社は2030年までにSDVプラットフォームをグループ各ブランドに展開する計画だ。