
市長の失職に伴う茨城県石岡市長選に、新人で医療法人役員の幕内幹男氏(68)が15日、無所属で立候補すると表明した。
失職した谷島洋司前市長(63)も3選を目指して出馬する意向を示している。
幕内氏は市内で記者会見し、議会との衝突が続いた谷島氏の市政運営を疑問視した上で、行政と議会の良好な関係構築を目指す姿勢を示した。
谷島氏に対する不信任決議に賛成した市議らが、市長選で一致して幕内氏支援に回るかが今後の焦点となりそうだ。
幕内氏は、2度の不信任決議を受けた谷島氏について「政治手腕や決断力が不十分。市議会とのコミュニケーション能力が低い」と評した。「行政と議会は議場だけではなく平素も十分にディスカッションすることにより、よりよい建設的な結果に結びつく」とも強調した。政策課題としては、JR石岡駅前の再開発や、近隣自治体との合併の可能性模索を含めた広域連携、企業誘致の強化などに取り組むと説明した。谷島氏が訴える、分娩のできる産科施設を誘致する構想に関しては、全面的な否定は避けた一方で「費用対効果をきちんと考えたい」とした。