
防衛省は2日、大規模山林火災が発生した岩手県大槌町で鎮火作業に当たった自衛隊が撤収する様子をX(旧ツイッター)で公開した。自衛隊車両に対し、町の住民が手を振って送り出しており、防衛省は「皆さまが、多大な負担を抱えながらも、温かい撤収セレモニーを行ってくださったことに対し、心から感謝を申しあげます」と書き込んだ。
大槌町では4月22日に山林火災が発生し、5月2日午後に鎮圧が発表された。町面積の8%を焼損し、平成以降で国内2番目の規模の山林火災となった。
自衛隊はヘリコプターで約800回にわたり海水を放水するなど、消火活動に尽力していた。住民の安全確保と早期の鎮火に向け、連日懸命な作業を続けてきた。
小泉進次郎防衛相も同日、Xで自衛隊撤収の様子を公開した同省の投稿を引用し、「これは…涙出る」と発信した。
「『ありがとう!』と大きな声で叫びながら拍手で撤収を見送ってくれた大槌町の皆さん、こちらこそ心のこもったご対応に感謝の気持ちでいっぱいです」と謝意を示した。