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俳優の沢口靖子が30日、東京・新橋演舞場で行われた熱海五郎一座の新作公演『仁義なきストライク〜弾かれた栄光と約束のテンフレーム〜』の取材会に参加した。新橋演舞場シリーズ第1回公演以来のゲスト出演となる沢口は、コメディーへの真摯な姿勢を見せ、座長の三宅裕司から「期待を裏切らない」と高い評価を得た。
座長の三宅裕司は約1カ月にわたる稽古を振り返り、「とにかく沢口さんが細かいところまで全部(確認した)。ちょっとしたギャグでも完成されたいい形になった。沢口さんが、めちゃボケです」と明かし、その真剣な取り組みを絶賛。沢口は「少年のようなキラキラした心を持った喜劇人の皆様と一緒に充実した毎日でした」と笑顔を見せつつ、周囲からの疑いの目に対し「本当ですよ!」と苦笑いを浮かべていた。
リーダーの渡辺正行は、今回沢口と絡むシーンがないことを残念がったが、ギャグは伝授されたそうで、沢口は「稽古場では仲良くさせていただきました」とにっこり。三宅はオファーの経緯について「沢口さんは第1回目に出演していただいて、実はその後に何回かオファーしているんですが長く続いているドラマがあって、なかなかスケジュールが取れなかった。それがスケジュールが取れるようになったので、ぜひ、と。沢口さんの笑いに対する姿勢も分かっていますし、国民的な女優さんが、ここまでやるか、となる。お客さんの期待を裏切らないので、ぜひ出ていただきたかった」と説明した。
「熱海五郎一座」は、2004年に伊東四朗座長のもと、三宅裕司を中心とした喜劇人たちが「伊東四朗一座」として旗揚げ。東京の喜劇“軽演劇”を上演し、“東京の笑い”を継承しようと、毎年新作を上演。06年に三宅が座長となり「熱海五郎一座」と改称し、14年に新橋演舞場へ初進出後、シリーズ化され毎年ゲストを迎えてきた。
新橋演舞場シリーズ第12弾となる今回は、第1回公演にゲスト出演した沢口靖子が再登場。沢口は「先輩方の大きな懐を借りて全力で本番に臨んでいきたい!」と意気込みを語った。また、ドラマやバラエティーで活躍する野呂佳代が初参加することも注目される。