
米南方軍は8日、東太平洋を航行していた麻薬密輸に関与した船舶を攻撃し、乗組員3人のうち2人を殺害したと、X(旧ツイッター)で発表した。残る1人は死亡していないという。
攻撃が行われた海域は東太平洋で、同軍は具体的な場所や船の詳細について明らかにしていない。この地域は近年、南米から米国へのコカインなどの密輸ルートとして知られている。
トランプ政権は昨年9月以降、麻薬密輸船への軍事攻撃を繰り返し強化している。政権は「麻薬テロとの戦い」を掲げ、メキシコやコロンビアの犯罪組織を標的にした作戦を拡大している。
米南方軍は中南米・カリブ海地域を担当し、麻薬対策や不法移民の阻止を任務としている。今回の攻撃もその一環とみられ、現場では軍艦や航空機が投入された可能性が高い。
今回の攻撃について、米政府は麻薬密輸の阻止が目的だと強調する一方、民間船舶への攻撃が国際社会で批判を招く可能性も指摘されている。今後の展開が注目される。