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高市早苗首相は22日の衆院予算委員会で、安定的な皇族数確保に向けた皇室典範改正案の要綱案について、同日中に衆参両院の正副議長に提示する方針を明らかにした。その上で、正副議長らが取りまとめた「立法府の総意」に基づき、「法律案の立案作業をしっかりと進めていく」と表明した。
これは中道改革連合の後藤祐一氏の質問に対する答弁で、政府が皇室典範改正に向けた具体的な作業を進める姿勢を改めて示した形となる。首相は法案の要綱案を議会側に示すことで、立法府との意思疎通を図る狙いがあるとみられる。
皇室典範改正案は、皇族数の減少に伴う皇室の将来像をにらみ、政府が長年議論を重ねてきた課題の一つ。現行の皇室典範では、皇族の女性が結婚後に皇室を離れることが規定されており、このままでは皇族数が大幅に減少するとの懸念がある。
これに対し政府は、女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持できるようにする案や、旧宮家の子孫を皇籍に復帰させる案などを軸に検討を進めてきた。要綱案の提示は、こうした選択肢を具体的に示す一歩と位置づけられる。
首相は答弁で、立法府と協力しながら安定した皇族数の確保に向けた法整備を着実に進める決意を強調。今後の国会審議を通じて、改正案の詳細が詰められる見通しだ。