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「美濃焼」廃材が涼しい舗装材に アスファルトより表面温度20度低く 岐阜の企業が開発

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Haruki Sato
経済 - 10 8月 2026

炎天下で路面温度が急上昇しやすいアスファルトの代替として、岐阜県の建築資材メーカーらが開発した舗装材「美濃焼ecoソイル」が注目を集めている。保水性や耐久性に優れた伝統工芸品「美濃焼」や県の名産品であるタイルの廃材を活用し、アスファルトより表面温度を20度以上低く抑えることに成功。廃棄物削減にもつながり、児童福祉施設や公共施設周辺の道路への活用が期待されている。

開発したのは、いずれも岐阜県土岐市に拠点を置く建築資材メーカー「興和」と土木工事業の「クリハラ建材」。気候変動で厳しい暑さが続く中、熱くなりにくい舗装材を模索していた興和の丹羽俊輔社長(47)が、地元ならではの産業廃棄物に着目した。

岐阜県東濃地方で作られる美濃焼は、製造中に傷がついたり割れたりして販売できなくなったものが産業廃棄物として扱われる。陶磁器は燃やすことができず、処分場で破砕し埋め立てることしかできないため、長年問題視されてきた。丹羽社長は「アスファルトの材料費も高騰する中で、廃材を有効活用することは地元への貢献になるのではないか」と振り返る。クリハラ建材の栗原博昭社長(56)と協力し、試作や試験施工を重ね、丸4年かけて販売にこぎつけた。

美濃焼ecoソイルには、岐阜県が国内生産量最多を誇るタイルの廃材を3割~5割配合し、少量の美濃焼の廃材も混ぜている。美濃焼が持つ吸水性を生かし、炎天下でも表面温度が低く保たれるのが特徴で、直射日光を長時間当てた実験ではアスファルトと比べて表面温度が20度以上低い結果となった。1200度以上の高温で焼き上げられた美濃焼は耐久性も高く、車などの荷重に十分耐える強度を持つ。

一般的な道路舗装として広く普及するアスファルトは、真夏の日なたでは表面温度が60度以上に達するとされている。子供が触れてやけどを負ったり、地面に近い位置にあるベビーカー内の幼児が高温の路面からの放射熱で熱中症になったりする危険性があり、トラブルにつながるケースも相次いでいる。

美濃焼ecoソイルは現在、クリハラ建材が販売元となって普及を進めており、安全な舗装材として自治体や公共施設から問い合わせが相次いでいる。丹羽社長は「災害時に避難所として使われる公共施設の周辺や、子供が集まる場所への普及を積極的に進めたい」と話した。

編集部注:この記事はAIを使用して作成されており、産経新聞の記事を元に、内容を変更せずにリライトしたものです。
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