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三菱自動車工業で、労働組合の組合費として徴収された資金のうち、合計1億7000万円を男性組合員が着服していたことが明らかになり、今月7日付けで懲戒解雇されていたことが分かった。組合は横領容疑で刑事告訴も検討している。
この男性組合員は三菱自動車工業労働組合の組合員で、昨年7月から約1年数ヶ月にわたって、組合員から徴収された組合費を毎月1000万円程度着服していた疑いが持たれている。同組合は2万数千人の組合員がおり、毎月3500円前後の組合費を納めている。
着服した男性組合員は横領の事実を認めており、着服で不正に得た金はギャンブルに使ったと説明している。
三菱自動車はリコール隠し問題で揺れる中、今度は社内の労働組合で巨額着服事件が発覚し、企業イメージはさらに悪化している。
同社は今回の事件を重く見て、再発防止策を徹底するとともに、組合内の監査体制の強化を図る方針だ。