グルメ杵屋の日本語学校に19人が入学 外国人材、地域の文化も学び人材不足解消へ

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Kenji Watanabe
ライフ - 15 May 2026

外国人材育成を目的に外食大手のグルメ杵屋が運営する日本語学校「GK日本語学校」(大阪市住之江区)で15日、4月から学校生活を始めた新入生らを集めた入学式が行われた。ミャンマー、ネパール、バングラデシュの3カ国から来日した19人が入学。同校は外国人材が社会になじめるよう日本文化を学んでもらうなど、外食にとどまらずさまざまな業界で生じている人材不足の課題解決を目指す。

入学式では、新入生が母国の民族衣装などに身を包み、やや緊張した面持ちで参列。日本を含めて4カ国の国歌を斉唱し、厳粛な雰囲気の中で式が進行した。

同社の椋本充士社長は祝辞で「日本語を一日も早く習得し、日本文化もあわせて体験してほしい」と述べ、日本での生活では困りごとや悩みが生じることもあるが「遠慮なく相談してほしい」と呼びかけた。

さらに、学校と同社グループが生活面を含めて全力で支えるとし、卒業後はそれぞれの分野での活躍を求めるとともに、式の様子を家族に報告するよう求め、保護者にも安心してもらいたいとの意向を伝えた。

ミャンマー人の新入生、モーピェピェウィンさん(20)は「不安もあったが今は楽しみ」と学校生活に期待を寄せ、卒業後は専門学校へ進み「ホテルのレセプション(フロント係)として働きたい」と笑顔で夢を語った。

同社はGK日本語学校を2022年に設立。本社3、4階に校舎を設けており、26年3月までで計107人が卒業した。

椋本氏が大阪外食産業協会会長を務めていた19年、「深刻な人手不足が続く外食産業に外国人材は不可欠だ」との議論があり、そこへ社会問題化した外国人学生の失踪や不法滞在の問題が重なった。在留の実態などにも疑問が残る中で「それなら自分たちで日本語学校をつくろう」という構想の下で設立したという。

同校では日本語教育だけでなく、地域社会に自然と溶け込めるよう祭りやボランティア、文化体験の機会も用意。ネパール出身の在校生、タパ・サカル・ザングさん(19)は「教科書中心の学習ではなく参加して学べる」と話す。

椋本氏によると教育の主目的は「外食業界への直接的な人材供給ではなく、日本の大学や専門学校への進学」で、さまざまな業界で生じている人材不足の課題解決に取り組む。実際に卒業後の進路はIT関係や自動車関係が多いという。椋本氏は「現在150人の定員を30~31年頃に300人まで増やす計画」と明かした。

一方で全体の約1割はグルメ杵屋の傘下企業に就職。在学中に生活費の支払いや母国への仕送り、借りた学費の返済を必要とする場合もあるため、希望者にはグループ店舗でアルバイトできる環境を整えている。店長には受け入れを依頼し、宗教上の理由で豚肉やアルコールを口にできない学生には賄いを別に用意するなど、細かな配慮も行われている。

「こうした職場体験が人間関係を生み、『ここで働きたい』と卒業後に就職する学生や、進学先を経て戻ってくる学生もいる」と椋本氏は話す。(田村慶子、写真も)

編集部注:この記事はAIを使用して作成されており、産経新聞の記事を元に、内容を変更せずにリライトしたものです。
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