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交際男性の左薬指をおので切断したなどとして傷害罪に問われた女(24)に、大阪地裁は6月、懲役3年、保護観察付き執行猶予5年の有罪判決を言い渡した。「好きだから受け入れてくれた」と無罪を訴えるなど、公判では独自の主張を展開。当初の法廷供述が「噓」だったことすら認めた女には懲役6年が求刑されたが、実刑は回避された。
「5年間、刑の執行を猶予する」。6月19日、白いシャツに短いズボン姿で証言台の前に座っていた女は、その言葉を聞くや否や、うつむいて肩を震わせ、法廷で嗚咽を漏らした。
しかし、藤永祐介裁判官が「(被害男性に)一生残る傷を負わせたことを忘れないでください」と呼びかけて閉廷した直後、様子が一変。立ち上がって知人がいたとみられる傍聴席を振り返ると、Vサインと満面の笑みで小躍りしてみせた。
昨年9月に始まった公判では、女が年下だった男性を精神的に支配していく経緯が明らかになった。2人がSNSを通じて出会ったのは、男性がまだ高校生だった令和2年頃。一度交際して短期間で別れた後、5年春から交際と破局、復縁を繰り返すようになった。
最終的に女は、男性が友人を失い孤立するように仕向け、「私しかお前のこと見てないよ」と伝えるなどして、6年夏から大阪市内で同居を始めた。