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大阪市は9日、阿倍野区にある市保健所を9月24日に中央区安土町へ移転すると発表した。新型コロナウイルス対応時、職員増員により執務スペースが不足し、複数施設での分散業務で効率低下が課題となっていた。
移転先は安土町の複合施設(地下3階、地上15階建て)の1~7階部分。会議室やホールを備え、平時は物品の備蓄や事業者向け衛生研修、市民向け講演会などに利用する。
新型コロナのような大規模感染症発生時には、会議室やホールに対策拠点を設置し活用。移転により市保健所に1日最大700人の応援職員を配置できるという。
大規模災害発生時には、DMAT(災害派遣医療チーム)の受け入れなどでの活用も想定している。
市は新型コロナ禍の教訓を踏まえ、各区の保健福祉センターの保健師増員や研修といったソフト面の対策も進めている。
横山英幸市長は9日の定例記者会見で、保健所の移転について「市民の安全安心に寄与できるよう有効に活用していく」と述べた。