
今年10月、神奈川県平塚市内で発生した大型バイクによる死亡ひき逃げ事件で、神奈川県警は13日、バイクを運転していた20歳の男に依頼され、事故を起こしたバイクを隠すなどした5人を証拠隠滅や同幇助容疑で書類送検した。
神奈川県警・平塚署によると、事故は2013年10月16日午後11時50分ごろ発生。平塚市横内付近の市道(片側1車線の直線区間)で、大型バイクが前走車を追い抜こうと対向車線へ進入。対向車線を順走していた原付バイクと衝突し、転倒したバイクは乗員ごと対向車線に滑走、後続のワゴン車とも衝突した。
この事故で原付バイクを運転していた30歳の男性が全身強打で死亡。大型バイクとワゴン車は現場から逃走したため、警察は死亡ひき逃げ事件として捜査を開始。目撃情報などからワゴン車を運転していた26歳の男を自動車運転過失致死や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で翌日に逮捕。バイクの運転手は11月中旬に逮捕した。
捜査過程で、バイク運転手の両親が事故を起こしたバイクを隠していたことが判明。友人の男2人は事故で破損したミラーなどパーツの交換を行い、さらに交際相手の女は「事故は知らない」などと虚偽の証言をしていた。
警察はこれらの5人についても証拠隠滅や同幇助容疑で書類送検しており、事件の全容解明を進めている。