
令和2年7月の豪雨災害で被災したくま川鉄道(熊本県人吉市)を支援しようと、沿線の球磨工業高校(同市)が同鉄道の廃レールを輪切りにした記念品を200個制作し、14日、受け渡し式が行われた。記念品は今月下旬に大阪市で開催される鉄道技術の総合見本市「鉄道技術展・大阪」(産経新聞社主催)で来賓に配布される。
記念品は、不要になったレールを約1センチの厚さにカットしたもので、「くま川鉄道水害復旧支援」「鉄道技術展大阪2026」と刻印が入っている。同校機械科の3年生約30人が1カ月かけて制作した。
今年9月、水害から6年ぶりに全線で運行再開するくま川鉄道を支援しようと、鉄道技術展・大阪の事務局が同鉄道の永江友二社長に記念品制作を依頼し、永江社長から相談を受けた同校が制作を引き受けた。同鉄道の人吉温泉駅近くにある同校は、水害による不通区間を代行バスで通学する生徒もおり、全線運行再開を心待ちにしているという。
記念品は全量、鉄道技術展・大阪の事務局が買い取り、収益は水害からの復旧費用に充てられる予定だ。
鉄道技術展・大阪は、インテックス大阪(大阪市住之江区)で5月27~29日に開催される。午前10時から午後5時(最終日は午後4時半)まで。入場無料だが、ホームページ(https://www.mtij.jp/osaka/)から事前登録が必要。