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ある日、女子高生の家庭に突然の転機が訪れた。父親が投資詐欺の容疑で逮捕されたのだ。家族は一瞬で崩壊し、彼女の日常は好奇の目と噂話に塗り替えられた。
学校に通う彼女を待っていたのは、容赦ない言葉だった。クラスメイトの一人が彼女に向かって「「父親が騙しとったお金でしょ?」」と冷酷な一言を浴びせた。その瞬間、彼女は自分が加害者の家族であることを否応なく思い知らされた。
以降、彼女の学校生活は孤立の連続となった。友人たちは次第に距離を置き、教師も腫れ物に触るような態度を取るようになった。家庭では母親が憔悴し、経済的にも追い詰められていく。
進学や就職の面接でも、父親の事件が影を落とす。彼女は名前を変えようかと悩むほど、加害者家族の烙印は重くのしかかった。精神的なストレスで体調を崩すことも増えた。
こうした加害者家族の過酷な現実を描いたのが、ドキュメンタリーコミック『加害者家族の真実』(秋田書店)だ。取材を通じて浮かび上がる、事件の裏に隠された家族の苦悩をぜひ知ってほしい。